7月12日発売

最後の興行師

徳島を拠点に、全国主要都市で各種イベントを企画運営し、“最後の興行師”と芸能関係者から言われている、眉山プロダクションの社長、重田雅通氏の自伝。重田氏は、十代後半にテイチクレコードから、鳴門史郎の芸名で歌手デビューし、その後は、歌手時代の人脈を活かして故郷徳島でイベント興行会社、眉山プロダクションを設立。歌手公演はもちろん、プロレスや、スーパーカー展示、そしてなりより、日本最大級のお笑いイベント「よしもとお笑いEXPO」など数々の興行を仕切ってきています。本誌では、今では、ほとんどいなくなった興行師の仕事内容はもちろん、歌手を目指してレッスンに励んだ十代の頃の話、歌手時代の華やかな時代、興行師転身後の借金苦、吉本興業との出会いとお笑いイベントでの大成功など、その波乱に満ちた半生を“涙と笑い”で綴っています。また、昨年告知された、肝臓がんと闘いながら、前向きに興行師として生き抜く姿は、多くの難病患者に生きる元気と希望を与えてくれます。

●著者/重田雅通 
●判型/四六判 
●頁数/248頁 
●ISBN/978-4-87435-272-4