2021.03.25 Thu
街なかエモショットを撮ってみたい ~番外編~
現在発売中のSAVVY5月号『関西の絶景』特集では、
歩いて行ける近場の絶景や、景色の綺麗なカフェのほかに
スマホ写真をワンランクアップさせるコツを紹介しました。
教えてくれたのは、「MOGU PHOTO SCHOOL」を主催する[mogu camera]の小倉優司さん。
ここでは、アプリを入れなくてもできる「画像編集のやり方」を写真を交えて詳しくご紹介します!
水面のスマホ写真をランクアップ!
@越中橋(大阪市西区)
水面のキラキラは天気によっては明暗がつきすぎるので、
明るい部分が白くなるのを防ぐために、まずは露出を下げて暗めに撮ります。
撮影後、明るさや色合いなどのディテールの調整をしましょう。
編集する順番も大事!
BEFORE
こちらを編集していきます。(iPhone7を使用)
カメラロールから該当写真を選択→右上の「編集」をタップ
①「トリミング」
光っている部分全体を写すのではなく、
あえてトリミングすることでその先を想像させます。
ちょっとだけズームして、「スクエア」でトリミング。
「スクエア」は縦横比が等しいので、安定感がUPします。
②「シャドウ」
ここから「エフェクト」を使っていきます。
「シャドウ」は色が濃いところの明暗を調整する機能。
上げると明るく、下げると暗くなります。
今回はふんわりさせるために「100」まで上げます。
③「コントラスト」
「コントラスト」とは明暗差のこと。
上げると、明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなります。
やわらかい雰囲気を出したいので「40」まで下げました。
④「暖かみ」
今度は色味を調整していきましょう。
「暖かみ」は青⇄赤の色味を調整できます。
下げると青っぽく、上げると赤っぽく。
青みを出すため「80」まで下げました。
⑤「色合い」
「色合い」は緑⇄ピンクの調整をできます。
下げると緑に、上げるとピンクに。
より赤みをおさえるために「70」まで下げます。
AFTER
BEFOREはこちら
完成です!
水面のキラキラ、ふんわり感がより強調され、
水の色味にも透明感が出ました。
このように、
スマホに標準搭載されている画像編集機能を使えば
何気なく撮ったスマホ写真の個性をもっと引き立せられますよ!
他にもさまざまなエフェクトがあるので、ぜひお試しあれ。
[mogu camera]
フィルムカメラ写真の現像、ポートレート撮影のほか、
フィルムカメラ教室「MOGU PHOTO SCHOOL」(現在新会員募集中! )を主催。
営業日等はHPを要チェック。
☎06-7504-9459
大阪市西区土佐堀2-1-2 西村ビル3F
10:00~19:30
https://mogucamera.net/
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