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概要

S1507

大阪市立美術館『シカゴ ウェストンコレクション肉筆浮世絵 美の競艶』で鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)《見立小町図》西川祐信(すけのぶ)《髷を直す美人》歌川国貞《芸妓図》水野廬朝《見立三酸図》(部分) 初代歌川豊国《夏姿美人図》(部分) 祗園井特《文読む芸者と三味線を持つ芸者》(部分) 勝川春潮《娘と送り図》(部分)まずは学芸員さんと(非モテ編集も)一緒に展示会場をひとまわり目指せ! 現代の“江戸美人”!! 三橋先生的江戸スタイルのすすめ今も昔も生足は女の心意気! インナーの柄見せテクニック! 下くちびるは玉虫色に塗って! まつ毛は上げずに下げる!Lesson.1ほんとだ、よく見てますね。男はこんなんお好きなんと違うの?ちょっと!着物のすそ、踏んでるわよ!!さあ、まいりましょうウェストンさんが一番お好きな作品らしいですよ。足首の締まった感が大切、大切by 非モテ編集お試しあれ?圧倒的に男目線の美人ばっかりよね三橋さんの視点、おもしろいですね(笑)個人としては世界有数の規模と質を誇る肉筆浮世絵コレクションから、選りすぐりの美人画、約130点が日本に里帰り。江戸初期から明治初期にかけて描かれた多様なジャパニーズビューティーから、美の伝道師・三橋ただし先生と一緒に美人のポイントを探ってみた。豪華な髪飾りや上品な着物から、身分の高さがうかがい知れます。美の象徴「小野小町」に見立てた美人として描かれている。秋田「右手に懐紙とおちょこ、左手に三味線持ってばたばたと走り回る、売れっ子芸者の気ぜわしさそのもの!」三橋「足の指も見て! ちょっと親指上がってるでしょ。いかにも慌ててる証拠!」秋田「はー、なるほど。本当に見方が独特ですね」三橋「“あたし、必死なの!”って感じよね。足も見えてるし」。秋田「肌をちらりと見せた絵は「あぶな絵」と呼ばれます。ただいやらしいだけじゃなく、高尚なモチーフとセットにして教養を出している作品も多いんですよ」三橋「あらあら、油断して胸をはだけて…はしたない! いかにも男目線」。秋田「男目線ですか…(笑)。絵の持ち主であるウェストンさんのお気に入りの作品なんですよ」。お連れは大阪市立美術館の秋田達也さん。先生のテンションに若干推され気味?三橋ただし雑誌や広告、ショーなど幅広く活躍するヘアメイクアップアーティスト。日本舞踊扇流名取の顔も。美に一家言あり、エッセイ集『いつも心はシャンデリア』(幻冬舎ルネッサンス)も上梓。ほぼ全員生足。冬でも生足。おしゃれはガマン。着物が豪華なほど、足がセクシーに見える。当時の男子は足フェチが多かったのかしら。肌じゅばんやすそよけのような下着が見えるのは今では非常識だけど、当時はじゅばんの赤いえりもとをちら見せするのが流行だったのかも。上唇は赤、下唇は玉虫色。これは笹紅(ささべに)と言う当時の流行メイク。少し退廃的な青白い唇は弱くてはかなげに見えるでしょ。まつ毛を上げるいまどきメイクに対して、彼女たちはまつ毛を下げたまま。白目のところにまつ毛の影ができて目がやさしく見えるのよね。地下鉄梅田駅から   で約25分JR・地下鉄天王寺駅から徒歩10分モテの秘訣( ! ? )を知りたい人に一番のお気に入り美人はこのコ!かわいらしく清らかで、ファッションセンスも◎!アメリカの方が日本を愛して、江戸時代のグラビアアイドルをよくぞここまでコレクションしたなと感心しますね。ウェストンさんが女性だったらまた集めた絵の雰囲気も違ったと思うわ。右足の反った親指に、慌ててるのがよう出てるわ肌が色白だから余計セクシーに見えますねby 非モテ編集12