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概要

otona_osaka

10炭焼き豆腐田楽は1本120円。純米推しの日本酒は10種類を常備し、季節ごとのお酒も6種用意。1合630円~(各税込)。氷水で洗うことで濃厚さを増す、すずきの洗い1,200円には、島根・王祿酒造の「渓」の生詰(90?550円)を推奨。田楽はバリエ豊富で、きりたんぽ、生麩なども。「旅館の廃材を利用した店内でくつろいで下さい」と店長の佐々木美枝さん。加賀太キュウリとイカわた味噌550円も、暑い季節に食べたい逸品。少し苦みあるキュウリとイカわたの滋味たるや!田楽アテに日本酒飲むなら。冷たい酒と肴を楽しむなら。 オーナーの山下学さんが14年前にオープンした当時は、居酒屋ではナスの田楽が主流。豆腐田楽を看板メニューにしようと発奮し、三重・伊賀上野の名店[田楽座わかや]にも何回か通い、味噌は日本橋の[大源味噌]に特注した。炭で焼けた香ばしい豆腐と味噌で、日本酒を何杯でもいける。●大阪市中央区南本町1-5-15 ディワンチャンドビル1F 206-6261-1510 11:30~15:00 17:00~22:30 日・祝休 カード可 7年目を迎える実力店は、常温や熱燗もしっかり揃えるが、冷酒のストックも40種ほどがセラーに。冷やっこい酒がいっそうおいしくなるアテも、魚の目利きに定評ありの造りをはじめたっぷりと。店主・藤井章弘さんは「洗いは造りに比べて身が締まります」と鯉ならぬすずきの洗いを提供。日本酒は90?400円~。●大阪市中央区本町3-2-1 2F 206-6281-8322 17:30~22:30 日曜&祝日の月曜休 カード不可田でんがくあん楽庵[堺筋本町] map P73 D-1日にほんしゅざんまい本酒餐昧うつつよ[本町] map P73 C-1上方落語の噺とともに、今宵も一献。田楽喰い青菜若い連中が、近所の田楽屋から田楽を持ってこさせて一杯やろうとなる。「味噌をつけるというのは験が悪い」と、運をつけるために「運(うん)=ん」のつく言葉を言ったら1つ田楽がもらえるという趣向を始める。「にんじん、だいこん、れんこん」など、次々と「ん」のつく言葉が繰り出され、豆腐田楽がはけていく。夏の日、仕事を終えた植木屋を酒に誘う屋敷の主人。井戸で冷やした酒「柳蔭」や鯉の洗いなどでもてなした後、青菜を奥方に頼んだところ、「鞍馬から牛若丸が出でまして、名も九郎判官」との返事。もう食べてしまってないことを暗に伝えたのだが、その粋さに植木屋が感激。家に戻って女房に同じことをさせようとするのだが…。燗酒が出てくることが多い落語で、これは珍しく冷たい酒の噺。裕福な主人と庶民のギャップの面白さもあります同じネタですが、タイトルを『田楽喰い』と言ったり『ん廻し』と言ったりします。昔は大喜利でも結構やったそうです