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概要

awajisima_2017

 店内へ足を踏み入れた瞬間目に飛び込んでくるのは、先ほどまで見上げていた明石海峡大橋が目の前に迫るヴュー。完璧な構図の写真を見ているかのような美しさに息を飲みます。 寿司を握るのは、ここ岩屋で生まれ育ち、漁師を父に持つという丹野昌也さん。昔から橋のある風景を愛し、「いつか橋が見える場所で店を開くのが夢だった」と言います。 寿司に使う魚介は、神戸で仕入れる全国のものと、淡路島で獲れたものの2本柱。地元で獲れるアマガレイは締めたてを握って地元ならではの鮮度を表現したり、イカなら2~3日熟成させて食材の宝庫ゆえ魚や野菜など素材そのものの味はいわずもがな、最近は、腕のいい職人や料理人たちも増えて島内外の美食家たちの注目をさらに集めています。唯一無二の味を求めてわざわざ通う理由をご紹介。撮影/高嶋克郎 取材/佐藤良子神戸で仕入れるネタは、全国から届く魚介や明石の魚棚で獲れたものが。淡路島、明石、全国の魚介が揃い、島内外から訪れる誰もが楽しめる。その日の仕入れで料理内容はさまざま。対岸に見えるのは神戸市の須磨から朝霧周辺。多くの船が行き交う様子も見ていて飽きない。洗練された空間とは対照的に店主・丹野さんの気さくなサービスで気負わず楽しめる。起伏に富みお酒も進む寿司を絶景と共に堪能まずはこの眺めにドキドキさせられますなんども通ってしまう名店鮓 希凛728