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概要

awajisima_2017

イザナギノミコトが余生を過ごした地とも伝わる伊弉諾神宮(P97?)。宮司・本名孝至さんは、淡路島の国生みのお話を全国で伝え続けています。神宮でお会いできたら、ぜひお話ししてみて。淡路島が国生み伝承地とされるのは、1年を通して温暖な気候と米や玉ネギをはじめ、島で育たない作物はないほど豊かな土壌に恵まれていたから。食があってこそ、人々の生活があります。イザナギノミコトとイザナミノミコトが初めに作った島とされ、二柱が初めて降り立ったと伝わるのが沼島?(P96)。歩いて1周しても4時間ほどの小さな島。海の色は驚嘆する青さです。人が生きていくためには、食、水、そして塩が不可欠です。太古から製塩などさまざまなことを生業としていた海人の活躍は、淡路島が始まりの場所であることを示してくれます(P99)。国生みの物語を伝える人々豊かな土壌が食を支えた始まりの地始まりの地とされる神秘的な小島、沼島今も受け継がれる製塩技術95