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概要

teshigototabi

四斗谷川に沿う府道の西側に密集している丹波焼の窯元。歩いて巡れば、陶郷らしい風景に出合える。続いて吉成さんと訪ねたのは、陶芳窯と丹窓窯。前者は丸八窯で長年職人として務めた清水忠義さんが立ち上げた窯。「現在は息子の美好さんも〝イッチン”や“しのぎ”といった技法を引き継いでいます。一途で真っ直ぐな性格がうつわに出ていますよ」。後者はバーナード・リーチ直伝のスリップウェアを今に伝える窯元。故・市野茂良さんの技と心を継ぐ奥様・茂子さんのうつわは、実用的で華やか。丹波焼の伝統と今に触れられる。丹たんそうがま窓窯[立杭] 「モダンな色遣いや愛らしさがいい」と流し壺(P71右下)を見た吉成さんが復刻。他にも白×水色など、斬新な色遣いのうつわもある。販売スペースあり。●篠山市今田町上立杭327 2079-597-2057 10:00~17:00 不定休ハンドルの美しさは特筆もの。ろくろで形を整えたカップに、紐状の粘土を伸ばしながら付ける“ウェットハンドル”。優美な曲線と持ちやすさが特長だ。スポイトで模様を描く“イッチン”。「繰り返しやって技術を磨くしかない」と美好さん(右上・左)の姿勢は忠義さん(下)ゆずり。工房には近所の小学生も遊びに。磨かれた技術の上に華美さがあるMAP P80-B陶とうほうがま芳窯[立杭]多彩な伝統的技法を駆使した普段遣いの食器がメイン。高い技術を要する“墨流し”にも息子の清水美好さんは取り組み、日々手を動かす職人仕事が見られる。販売スペースあり。●篠山市今田町上立杭447-1 2079-597-2072 9:00~18:00(冬季は~17:00) 不定休MAP P80-B70