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概要

M_sushi

88関西人なら由良と福良の生ウニを知っておこう。 淡路島でウニと言えば、由良か福良。この二大産地は関西のええ鮨屋でも入手困難なほど稀少だ。街で出合えたとしても、ちょこんとだけ、がお決まりだ。そもそも由良と福良には、ウニ取り名人と呼ばれる漁師達がいて、保存用のミョウバン水を使わず、塩水だけでさっと洗い、板に跳ねるように裏の腹側を見せて並べるのが、通称逆さウニ。腹側で鮮度が分かるから「これ見とけよ!」という漁師達の自信の証だ。そんな話を聞いて初めてその生ウニとご対面すると「おまえ、ちっちぇ?」と思うかもしれないが…。箸でひと粒つまんで、パクッ。おぉ?顔の筋肉が緩む。ちっちぇが凄粒、口の中で溶けた。 鮮魚はもちろん、酢飯には小島岩吉商店のキッコー酢、しょう油はセンザン醤油、淡路米など、地元産を食材に使用。人気のうにしゃぶも外せない。●南あわじ市福良丙936-3 うずの丘 大鳴門橋記念館2F 20799-52-2888 9:00~15:00無休 テーブル150席 カード可 絶景レストラン うずの丘[福良]ウニ板1/3がつく!リピーター続出の店。 明石に2店舗構え、3店舗目として2015年5月オープン。岩屋出身の丹野昌也さんは温厚なお人柄で、絶景を眺めつつ、瀬戸内の幸を存分に堪能。●淡路市岩屋1871 20799-72-3811 11:30~14:30 17:30~22:00 不定休 カウンター12席、テーブル8席 カード不可鮓 希凜[岩屋]鮨初心者でも怖くない!ご主人との会話も弾む。潮の流れが速く栄養豊かな海の海藻を餌に育ったウニは、とびきりの旨さ。大阪から車で約1時間、明石海峡大橋を渡った。取材・文/岩井貴代 撮影/岡本佳樹 坂上正治 平賀元 コーダマサヒロ 白井孝明淡路島でウニ。鯛やサワラなど白身の魚や、6月下旬には由良の赤ウニが登場予定。昼は10貫で3,600円、夜は造りとアテ、9~10貫のおまかせで8,000円~。生ウニ、鯛、タチウオ、サワラなどを豪快に食らう、淡路島絶品生うにの海鮮ひつまぶし3,500円。ウニしょう油をかけた後、ダシ茶漬けで完食。つるつるの食感、生シラスも島名物。淡路島の生シラス味めぐり丼1,000円。(4/21~11/30まで)日帰り鮨トリップvol.1余分な脂を蓄えていない小粒。黒ウニのほか、最高級の赤ウニは6月中旬~10月上旬まで。えぐみもなくミルキーでとろっと濃厚。ウニとは。