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概要

hitori_kyoto_2016

17 京都の食で溢れる錦市場を訪れた観光客の前に立ちはだかる「買っても食べる場所がない」問題。そんな惨状を解決すべく、京都の文化を発信する地元NPOが市場からすぐの場所にある大正時代の町家を開放。持ち込みできるのは錦市場で購入した食品限定。あとは1オーダーの条件さえクリアすれば、誰でも同サービスが受けられる。それも、街の喧噪とは隔絶された庭付きの空間で。グルメな好奇心を満たしてくれる新施設。ひとり旅との相性もバッチリだ。錦上ル[阪急河原町駅] map P8 F-3◆京都市中京区麩屋町通錦小路上ル梅屋町4802075-257-766611:00AM~4:00PM/LO 月曜休テーブル24席、座敷30席、掘りごたつ26席戦利品を携えて、アフター錦市場の新定番。料理の温めと切り分け、盛り付けは店側で。華奢な皿に美しく盛り付けられた料理は、まるで別物。ごはんと味噌汁、漬け物のセット500円を注文すれば立派な和定食に。ソフトドリンクもあるので、カフェ想定で気になる甘味を持ち込んでも。錦市場で買って持ち込み3ステップいざ錦市場へ。調理や加工が必要な商品はNGなのでご注意を。この日は、家庭料理[錦井上]と料理人も愛用する鮮魚店[丸弥太]へ。店の入口は、いかにも京都らしい石畳のアプローチの先に。昼時は満席も少なくないので、あらかじめ電話予約をしてから店へ向かうこと。[丸弥太]のきずし(しめ鯖)600円~と、[ 錦井上]の大根のカニあんかけ140円(各税込、共に直接店舗で購入)など、戦利品をスタッフに渡せばOK。取材・文/吉田志帆 撮影/エレファント・タカ