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概要

otona_tomari

SLに乗って、山陰の小京都へ。 優雅で気品あふれる姿から「貴婦人」の愛称で親しまれる蒸気機関車C 57が牽引するSL「やまぐち」号。新山口駅?津和野駅を1日1往復運行されており、乗客の多くは津和野駅で下車後、約2時間半観光し、再びSL「やまぐち」号で新山口駅に戻るという。しかし、せっかく関西から足を運んでいるのだから、山陰の小京都・津和野の魅力をすみずみまで堪能したいところ。武家屋敷が建ち並ぶ殿町通りには堀割と呼ばれる川があり、市内で2?3万匹もいるといわれる鯉の一部が泳いでいる。出発を告げるSL「やまぐち」号の汽笛が街全体に響き渡るころ、津和野は静けさを取り戻す。時間の流れがゆるやかな津和野の贅沢な過ごし方は、やはり泊まりがけなのだ。◎蒸気機関車を満喫。地元の人たちは手を振ってSLを送り出してくれる。恥ずかしがらずに手を振りかえそう。SL「やまぐち」号の旅でしたいコト。◎山陰の小京都を散策。ゆっくりとした時間が流れる山陰の小京都・津和野の街をのんびりと散策しよう。みのや うどん、そばなどの食事と甘味をいただける、田舎風の民芸茶屋。ちょっと休憩するなら、よもぎ串だんご3本400円(税込)がオススメ。津和野の春よもぎを使った団子は自家製で、ほんのり塩けのある団子に、つぶあん、青きなこ、しょうゆと青のりを乗せている。地元名物、自然な甘さのあるまめ茶とともに召し上がれ。●鹿足郡津和野町後田イ75-1 20856-72-1531 9:30~17:30 水・木曜休 P7台1:30pm民芸茶屋で地元名物を。津和野カトリック教会 武家屋敷が並ぶ殿町通りで、ひときわ目を引く荘厳な教会。昭和6年(1931)にドイツ人シェファーによって建てられたゴシック建築で、靴を脱いで内部に入ると、フロアは畳敷きで、壁にはステンドガラスが。そんな和洋折衷の教会は、小京都・津和野ならではの工夫なのだとか。敷地内には乙女峠展示室があり、こちらも見学自由。●鹿足郡津和野町ロ66-7 20856-72-02518:00~17:30 見学無料 Pなし2:30pm和洋折衷畳敷きの教会。太皷谷稲成神社 京都の伏見稲荷大社より勧請された、商売繁盛、願望成就の神を祀る神社。中国、四国、九州に信者を持ち、参拝者は年間100万人を超えるそう。「稲成」という表記は、大願成就の祈りを込めているためだ。参道からは約1,000本の鳥居をくぐりながら山頂の本殿へ。石段263段のゆるい山道は約15分。歩きやすい靴で出かけよう。●鹿足郡津和野町後田409 20856-72-0219 境内参拝自由 P100台3:30pm日本五大稲荷のひとつ。津和野町家ステイ戎えびすちょう丁 明治時代半ばに建てられた、津和野の町家をモダンな極上空間にリノベート。1棟貸しスタルで、お座敷、中庭、リビング、寝室を心おきなく贅沢に使える。夕食・朝食は希望に応じて、地元食材を使った料理の仕出しをお願いすることができる。1棟5名まで利用可能。●鹿足郡津和野町後田イ320 20856-72-1771(津和野町観光協会) in15:00/out10:00 素泊まり1棟28,000円~ P2台5:00pm伝統を感じる極上の町家体験。71