ブックタイトルnara_bon_2015

概要

nara_bon_2015

105奈良のふきん〈白雪ふきん〉の友禅手巾奈良の奈良漬〈清水商店〉の奈良漬169京終ローソン国分病院JR桜井線南方町富雄川9249189田中町西田中町北田中町垣内近鉄郡山近鉄橿原線ファミリーマートアピタ　奈良は高級薄織物から始まり、明治時代には蚊帳生地製造が盛んに。?白雪ふきん?も蚊帳を長年作りながら、ハギレを重ねて縫製したふきんが好評となり、看板商品に取って代わった。さらに、生地に綿・麻のほかに吸水性の高い　奈良時代の長屋王邸跡から、「加須津毛瓜」と記された木管が発掘されたことからも、粕漬＝奈良漬は、古くから進物に使われていたらしい。今も奈良名物として知られ、清水數秀さんが作る奈良漬を求める著名人も多数。人気の理由蚊帳からふきんへ…ふきんから手しゅきん巾へ。奈良時代から続く名物、頑固親父渾身の作。レーヨンを使用し、白から絵柄の美しい友禅ふきんが誕生。あまりの肌触りの良さにハンカチ代わりに使う人も多く、次に「着物の時、膝掛けにも使える大判ハンカチが欲しい」との要望が。拭くという用途に留まらず、物を包んだり、さまざまな使い方ができる大判サイズだ。こうして完成した人も物もふける手巾は、本当に万能である。は、採算度外視の製法にある。まず野菜を塩漬けし、次は塩抜きをするが、「水を使う方法もあるけど、旨みと食感を損なうからうちは粕しか使わない」と、4?6回も粕に漬け変える。そのため、瓜1㎏を漬けるのに、合計3㎏もの酒粕を使うことも。パリパリッと野菜の歯ごたえが残っていて、まろやかな風味が独特だ。白雪ふきん［京終］ map P7 D-2清水商店［大和郡山］ map P7 B-3ふきんのほか、スクワランを練りこんだボディやフェイス用まで、幅広いアイテムを提案。白雪友禅手巾各800円は柔らかな綿100％で、絵柄はすべてオーナーの垣谷欣司さんがデザインしたリバーシブル。約53ｃｍ角でお弁当包みなどにも使える。◆奈良市南紀寺町5-8520742-22-6956　10：00AM～5：00PM　日・祝日休&第1・3土曜休P3台　近鉄奈良駅からバス停「南方町」下車、徒歩約3分18歳から漬物を漬けて57年、清水さんの店には、浅漬けやぬか漬けなどいろいろな漬物が並ぶ。奈良漬は6度漬けの瓜1舟（半割）1,080円（税込み）などがおすすめ。常温で半年、冷蔵庫なら2～3年保存できるから、お土産にも最適。◆大和郡山市新町19720743-52-88669:00AM～7：00PM無休　P5台近鉄郡山駅から徒歩20分