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概要

nara_bon_2015

104奈良の醤油〈片上醤油〉の淡色天然醸造醤油奈良の吉野葛〈森野吉野葛本舗〉の本葛榛原駅370166大宇陀小大宇陀中道の駅 宇陀路大宇陀大宇陀高西山拾生片上醤油[御所] map P9 A-3昭和6年創業の醤油蔵。奈良県産大豆を主原料に、杉の大桶で発酵熟成させる天然醸造にこだわる。看板商品として人気の淡色天然醸造醤油700円(360?)は、薄口醤油にありがちな塩辛さもなく使いやすい。重ね仕込みしょうゆ600円(150?)。◆御所市森脇329 20745-66-00338:00AM~5:00PM日・祝日休(事前予約で来店可) P3台近鉄御所駅からバス停「森脇」下車、徒歩5分30309豊田名柄名柄小葛城一言主神社豊田森脇 関西人が東京でうどんを食べると、「だしが真っ黒」と驚く。それは醤油が違うからだ。関東は濃口が主流だが、西日本は薄口。薄口醤油は淡色を追求するため、豆の蒸し加減も浅く、濃口よりあっさり味なのが一般的だ。それを改善色は淡くとも味と香りは濃厚です。すべく、ご主人が試行錯誤の末に造ったのが淡色天然醸造醤油。見た目は薄口醤油、味はだし醤油を思わせる風味にびっくり。「大豆を炊いて蒸し、?も専用のものを使う」という独自の製法で、豆の旨みを最大限に引き出すそう。煮炊きはもちろん、刺身や冷奴など掛け醤油として使うと、この美味しさをより堪能できる。 吉野川上流には国栖(くず)という場所があり、葛粉の産地だったと言われている。?森野吉野葛本舗?は吉野で創業したが、製造には大量の良質な水が必要なため今の地に移転。3つの井戸を駆使して葛をさらし、アクを抜き、薬品天皇陛下の体も癒やした最高級品の純白の葛粉。など使わず真っ白に仕上げる。何と100㎏の葛の根に対し、葛粉は10㎏弱しか作れない貴重品で、体を温め整腸効果がある。11代目・森野賽郭は若い頃から薬草に興味を持ち、森野旧薬園を造りあげたほど。今でも森野家では、胃腸が疲れたときには葛を食す。葛湯はもちろん、お粥や味噌汁に入れてもいいそうだ。森野吉野葛本舗「葛の館」[宇陀] map P8 E-2料理や葛湯に使える吉野葛粉1,000円(180g)は、常備しておくととても便利。購入は森野吉野葛本舗本店横の「葛の館」で。販売のほか、茶房では作りたての葛餅などが味わえ、本当の葛の美味しさが実感できる。◆宇陀市大宇陀西山320745-87-30119:00AM~6:00PM(冬季は~5:00PM)無休 P8台 近鉄榛原駅からバス停「西山」下車、徒歩5分