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概要

otona_higaeri

移したもの。1400年昔はこの地が文化の中心だったのだろうか。 そんな「ならまち」では、目的地を決めないそぞろ歩きを楽しみたい。気の向くままに道を進めば、次々と現れる格子の町家、閑かな古寺、軒先の身代わり申…。東大寺などの壮大な歴史スポットとはまたひと味違う、古都ならではの空気が楽しい。昭和のままの古書店や銭湯など、隠れた見どころも多く、気になる場所を挙げていけばとても1日では回れない。が、「次はあそこ、その次はここ」なんてせわしない行程は、ここには不釣合い。「ゆったりと、ゆっくりと」が、正しいならまち散策と心がけるべし。行きそびれた場所は、2回目、3回目の訪問に取っておけばいい。路地裏で、ウン十年振りの迷子気分。 近鉄奈良駅や興福寺の南側、およそ700m四方に広がる「ならまち」と呼ばれる界隈は、石畳の路地があちこちに残り、歴史情緒あふれる町並みが人気を集めている。中心部にある元興寺は、都が平城京に遷された際、飛鳥にあった日本最古の仏教寺院・法興寺を古い町家が残る界隈をゆったりと散策。街歩きの醍醐味を堪能すべし。◎迷路のような路地めぐり。石畳の路地を彷徨って気ままに街あるきを。思わぬ名所やお買い物スポットが見つかるかも。ならまちでしたいコト。◎ならではのお土産探し。キュートな和菓子、伝統を受け継ぐ雑貨、地酒?。奈良ならではのお宝土産をゲットしよう。◎町家で奈良の味に舌鼓。町家空間で奈良の味覚を堪能すべし。ゆったりムードでくつろいで、街あるきの羽休めを。日帰り街あるき●4 ならまち取材・文=川瀬太補写真=田村和成?奈良・奈良市?18