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概要

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大人の遠足【伝統芸能】 お笑いの文化が根付く大阪で、江戸時代から続く伝統芸能、上方落語。大阪天満宮の境内に佇む上方落語の聖地?天満天神繁昌亭?は、2006年に戦後60年ぶりに復活した、上方落語唯一の定席である。週替わりの寄席公演「昼席」と、独演会や一門会などが日替わりで行われる「夜席」で、〝ほんまもん?の笑いが楽しめる。 なかでも、メインとなる「昼席」は、当日券を求める人も多く、連日大入りの大盛況。午後1時スタートの昼席の前には、学業の神様を祀る〝天神さん?こと大阪天満宮を参拝したり、?繁昌亭?目の前の洋食店で腹ごしらえを。そして約3時間、たっぷりと寄席を楽しんだ後は、日本一長い商店街「天神橋筋商店街」をぶらりとお買いもの。大阪らしい笑いと活気あふれる天満天神を存分に満喫しよう。天満天神繁昌亭[ 大阪・大阪市]上方落語の聖地で大阪の話芸を堪能!取材・文=黒石悦子 写真=三上富之大阪天満宮949年に創建された三大天満宮のひとつで、学問の神様、菅原道真公を祀る。地元では“天神さん”の愛称で親しまれており、多くの受験生が合格祈願に参拝することでも知られる。また、毎年7月2 4・2 5日に行われる天神祭は、1,000年以上の歴史を持つ日本三大祭のひとつに数えられる。●大阪市北区天神橋2-1-8 206-6353-00259:00~17:00 参拝無料 P30台11:00am まずは“天神さん”にご挨拶。上方落語唯一の定席、[天満天神繁昌亭]での公演風景。216席の小ぢんまりとした空間で、さまざまな落語家たちが話芸を披露している。ぐりる樹林亭[天満天神繁昌亭]前にある洋食の名店。看板メニューは牛肉100%の荒挽きミンチを使用したハンバーグ。肉の旨みがたっぷりで、牛すじや香味野菜、鶏ガラなどを煮込んだオリジナルのデミグラスソースで深みのある味わいに。ランチ870円?。●大阪市北区天神橋2-4-1 206-6352-8661 11:30~14:50(LO) 17:00~21:00(20:30LO、土曜は20:00LO) 日・祝休 Pなし12:00am公演前の腹ごしらえに、名店のハンバーグを。伝統芸能を楽しむ。古くから日本の政治、経済、文化の中心地として発展してきた大阪では、さまざまな上方文化が受け継がれてきた。そんな大阪だからこそ、ならではの話芸や笑いが楽しめる落語、大阪発祥の文楽など、伝統芸能を身近に楽しむことができる。74