ブックタイトルM1707

概要

M1707

REGULAR3 浦朋恵の「肉食ブリブリ」68 バッキー・イノウエ「露呈した、行きがかりじょう」藤原忍「ポンちゃん」69 街ネタ手帖。70 CULTURE COLUMN安田謙一「人間、ライブが資本主義。」ミルクマン斉藤「チコなゼッポは、グルーチョでハーポ!」永江朗「本のむこう側」　井口啓子「おんな漫遊記」Meetsな3冊イベントピックアップ山田かおり「扇町マッドマックス」松本創「ニュースななめ読みのススメ」75 JINSEI COLUMNひさうちみちお「ひさうちせんせのちょっとHの学校」勝谷誠彦「い～かげん一家言」77 Meets NEW ARRIVAL84 CHASE86 Interview「あらわすヒトびと。」91 「人生を狂わせた店」93 津村記久子「素人展覧会」94 堀部篤史「俵屋町四三七番地」95 角野卓造「予約一名、角野卓造でございます。」96 ULTIMATE BUMS 極め人スゴイ車NYU-YOKERけもの道を行け!奇人列伝プレおよばれさんTravel In Naked!隠密! コスメティックおやじ道ダブルプレーは、6!4!3!MAD書店員の棚102 Meets THE EVENT HOLIC104 「県人に聞け!」106 「くたばれ二日酔い!」バックナンバー&次号予告107 永浜敬子「東京で15年、」108 Meets Fashion Focus112 石川直樹「半島へ」ミーツ・リージョナルno.349 2017年7月号 2017年6月1日発行表紙写真＝藤田晃史撮影協力＝京橋グランシャトー（map P12 E-2）表紙デザイン＝津村正二ロゴタイプデザイン＝PAUL ELLIMAN本文デザイン＝津村正二　山﨑慎太郎　津村謙司　桑山慧人（Pri Graphics）齋藤直己（アルテコ） 鈴木将平（アルテコ）発行人＝今出央　編集人＝竹村匡己編集＝松尾修平　秦啓　藏ヶ崎達也　金子綾　西村葵　乾隼人　山下智美　新内ひとみ編集アシスタント＝下野淳子　田中綾子制作＝脇知佳広告＝上田祥澄販売＝中村武司　発行＝株式会社 京阪神エルマガジン社〒550-8575 大阪市西区江戸堀1-10-8　tel.06-6446-7714（編集）tel.06-6446-7718（販売）tel.06-6446-7717（広告）fax.06-6446-2229印刷＝佐川印刷株式会社営業担当＝荒木貴洋c京阪神エルマガジン社2017※本誌記事･写真･レイアウトの無断転載を禁じます。Meets Regionalno.349July 2017CONTENTS 7　昨年末、惜しまれつつも放送開始から28年の歴史に幕を下ろした池波正太郎時代劇『鬼平犯科帳』。吉右衛門さま、お役目御苦労さまでした…と、いう訳で今回の肉ブリはなんと！ 『鬼平』に何度も登場する江戸料理軍鶏鍋を再現したお店に出陣なんです、各々方。　本町［小平衛］さんのオーナーは数多くの飲食店プロデュースに携わってこられた業界の手練で大の池波正太郎ファン。それまで趣味で行なっていた池波作品に登場する江戸料理の再現を満を持してメニュー化、今年の2月にお店をオープンしたそうです。カウンターにずらりと並んだおばんざいの中にも池波ファンなら「あ！」「こ、これは！」という江戸料理がシレッと面出しされています。で、今回の目玉。鬼平が密偵との「つなぎ」によく使う「五鉄」の名物料理をオーナーが好き者のド根性で再現した軍鶏鍋です。鍋に使用される軍鶏は徹底した衛生管理で飼育された青森産のシャモロックのみ。ズリとレバーは生で提供出来る程、鮮度グンバツ。江戸っ子の粋と気っぷの良さで炊き上げられた鍋には軍鶏のもも肉、むね肉、せせり、レバーが入っており、すき焼き風のほんのり甘い味付けの割り下との相性も抜群。鍋からそのままいただいても、軍鶏の溶き卵をくぐらせても鶏とはまたひと味違う軍鶏肉の歯ごたえは御用だ！ 御用だ！ という感じ。肉食ファイル47［小平衛］の軍鶏鍋小平衛 ［大阪・西本町］　軍鶏鍋１人前1,280円（写真は２人前）軍鶏卵かけご飯（ささ身ごま和え付き）530円もお薦め。軍鶏の卵は、白身部分はさらっとしているのに、混ぜてみると不思議な粘りが！ やみつきになります。菊正宗は樽酒で提供410円。●大阪市西区西本町1-10-22　206-6537-9603　11：00～22：00（軍鶏鍋14：00～）　無休うら･ともえ 音楽家。肉コラムニスト。ただいまお洒落度4割増、最新ソロアルバムの制作中です！ ライブ情報などはホームページをご覧くださいませ。www.uratomoe.net取材・文／浦朋恵　写真／木村華子※本誌に掲載されている　飲食店の営業終了時間は、　ラストオーダーの時間としています。※価格は入場料を除き、消費税を含まない、　本体のみの価格です。浦朋恵の肉食ブリブリ