ブックタイトルM1706

概要

M1706

64ちょい飲みも可能なバル遣いできる中華酒場が、今街中で増加中。餃子・炒飯・麻婆豆腐を軸に、中華飲みのベストオーダーを提案します。取材・文／大木拓郎　福山嵩朗　ロマン　西村葵（本誌）　写真／木村正史　白石卓也　西島渚　山北茜ひとりでもアレコレ食べて飲んで…ができる理想郷へ。中華酒場のユートピア　 セット。芋、麦の2種を揃える焼酎「辣将軍」は、ストレートorロックで楽しむ本場スタイルで。グラスで300円（全て税込）ながら、何杯飲んでも二日酔い知らずなんだとか。酒メモ担担麺＆中華バル 辣将軍［大阪・阿波座］　16年11月オープンながらすでに貫禄あり。白ごま、黒ごま、汁なしの3種を揃える担々麺は香りだけでも白飯がイケる。●大阪市西区江子之島1-6-2 奥内第8ビル1F　080-5349-6966　11：30～14：00　18：00～22：30（土・祝18：00?）　日曜休　※5/1?5/7休●餃 0 ●炒 1 ●麻 1○昼 セット3種、ア・ラ・カルトOK○カ 14席　新なにわ筋阿波座本町通地下鉄中央線地下鉄千日前線セブンイレブン豆?醤と自家製辣油が決め手の四川麻婆豆腐、花椒の香りが弾ける汁なし担々麺。前述2品は辛味を三段階で調節可能。八角や陳皮の滋味が光る幻の手羽先唐揚げも仼さんイチオシの勝負皿だ。白飯おかわりいいですか?　漢らしい四川中華バルができたと界隈の中華フリークは声を揃える。それもそのはず、壁面にデカデカと描かれた関羽の絵。三国志の英雄をアイコンに設えたのは覚悟の表れだ。戦へ向かう武将のごとく、調理場で奮闘する店主の仼さんが敷いた布陣は盤石。辣将軍の＂チャイニーズフェトチーネ＂こと、汁なし担々麺。キリッと香る花椒の効いた四川料理の数々。油の旨みがしっかり残った担々麺と麻婆豆腐の皿、どちらに追い飯すべきか迷うところ。このジャンキーなセット、そらぁ、歴戦の中華好きも降伏しちゃうでしょ。