ブックタイトルM1703

概要

M1703

16業40年。今も75歳のオモニが熱く厨房に立ち、徹底して伝統レシピを守る韓国宮廷料理を作り続ける鶴橋のレジェンド店が、昨年10月に靱本町に進出。夜はコースのみだが、全てのコースに出される店の看板にして花形料理が、この参鶏湯。ガッシリと芯の太い旨みを支える不動の支柱はふたつ。堂々１㎏級の特大鶏と、大人の親指よりはるかに太い４年ものの見事な高麗人参だ。その旨みをマックスまで引き出すため、まる２日間煮ては冷ましてを繰り返し、余分な脂を落とし切る。手間を惜しまずかけたオモニの昔ながらの調理法による、まさに古き良き韓国の良心のようなピュアな滋味に、舌と心が温かく震えるばかり。鍋を彩るコースの料理は、自社輸入する６年ものの極太高麗人参（！）の刺し身や、活・渡りガニのケジャン、肝・粥・アワビ・ウニをミルフィーユ状に重ねた贅沢アワビ粥など。現地仕様の皿の数々で楽しませてくれるホスピタリティーで、リアルな韓国がまたさらに身近になった。韓かんみいち ぱくてい味一 朴邸［靱公園］ map P13 B-3　夜はコースのみ5,000円～。6,000円のコースは佐賀牛特上ロース焼肉つき。ランチ800円～。店内は、木と土壁の韓国伝統家屋を再現。●西区靱本町1-7-17　ラシーヌ四ツ橋ビルB1　206-6448-0355　11：30～13：30　17：00～21：00　土曜昼&日・祝休創鶴橋のレジェンド鍋、満を持し、靱本町に降臨。韓味一 朴邸の参鶏湯ナツメや高麗人参はスープに入れ、その分、鶏の中により多くもち米を詰めるのも［韓味一］流。3名以下のグループには少し小ぶりな700g前後の鶏にて。夜のコース全11品5,000円～。