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概要

M1608

8[ 徳島]阿波おどり×地元酒場。14[ 広島]管絃祭×あなごめし。18 在住フォトグラファー西岡潔が撮る。奈良の祭、夏と冬。─120[ 岐阜]郡上おどり×夏の川魚。24[ 滋賀]大津祭×地酒。28 珍スポトラベラーが行く。奇祭?どんつく初体験。30[ 和歌山]那智の扇祭り×マグロ。34[ 京都]伊根祭×丹後の酒肴。38 思い立ったら岡山!? 京都から1時間の小旅行。Mr.チャーオヤ、角野さんの弾丸旅。44[ 大阪]天神祭×最旬皿。48[ 奈良]春日大社中元万燈籠×大和野菜。52 盆踊らーのみなさんメモの準備を。速報! 河内家菊水丸201654[ 愛知]尾張津島天王祭×喫茶。56[ 奈良]蛙飛び行事×名水。58[ 京都]祇園祭×汁もん。60 全国津々浦々、山車に名残あり。すごいぞ、ローカル〝祇園祭?。62 在住フォトグラファー西岡潔が撮る。奈良の祭、夏と冬。─264 浮き足だって行こう!!KANSAIお祭カレンダー。いきなりリージョナル特集Meets Regionalno.338August 2016CONTENTS 8 しっかり旅の準備をする派or直前までしない派で言えば、間違いなく前者の僕は、準備段階から浮き足立っている。旅先を思い浮かべつつのパッキングも醍醐味のひとつだ。ただ、予定通りに動けた試しがないし、欲深い性格ゆえか、はたまた「郷に入れば郷に従え」がミーツの信条と教えられてきたからか、細かな予定は現地調達、旅の目的はひとつかふたつあれば十分じゃないかと思う。 今回、僕がお邪魔した徳島取材のテーマは、『阿波おどり×地元酒場』。ただし、事前に取材アポイントをとらせていただいた酒場はまさかの1軒のみ。「祭のある街に、いい酒場あり」ってな岸和田育ちのヘンな自信が、まだ見ぬ酒場へと駆り立てたのだけど、内心不安しかなかったし、取材道半ば「このページ大丈夫?」って、腹心のカメラマンにまで心配されるトホホな状況…。現地での情報と、事前に集めたネタをすり合わせながら街を回遊、路頭に迷いかけた(?)取材班が23時を回ってようやくたどり着いた?グルメ食べ作?(P11)の店主・志保ちゃんとの出会いをきっかけに、状況は大きく好転。?NOLO?↓?安兵衛?↓?いか十?と、“徳島にしかない店”を紹介(&同行取材)していただき、晴れてこの巻頭特集だ! 「徳島の人はシャイ」ってよく耳にしていたけれど、誇れる地元のために一肌脱いでくれる、“人”のパワーと繋がりを、図らずとも垣間見る結果となった。 今夏、我々が提案するのは、“祭”のある街にしかないグルーヴと熱気を体感する旅だ。予定調和な観光地巡りだけじゃきっと味わえない生々しい息づかいと、“祭のある街にあるいい酒場”もみっちりパッキングしておきましたよ。予定通りに行かないからこそ、旅の目的はシンプルがイイ。藏ヶ崎達也(本誌)1