ブックタイトルM1607

概要

M1607

pポルト デ タンorte de temps［東心斎橋］ map P14 C-3Cコントワｰル 15OMPTOIR15［新町］ map P14 B-2　21時までコースのみ6,000円（5皿）～。21時以降、ア・ラ・カルトも可。予約がベター。全８種前後のグラスワイン1,000円～もディープ&マニアック。●中央区東心斎橋1-19-8　日宝プロムナードビル3F　090-9281-7737　17：30～翌1：00　不定休　ランチ2,000円～、夜はア・ラ・カルトのみ。前菜1,200円、メイン2,000円前後が目安。グラスワイン約10種、600～1,200円。予約がベター。2軒目としてバール遣いも可。●西区新町1-29-16　B1　206-4390-0005　11：30～14：00　18：00～23：00　火曜休　鰻谷の死角にして盲点な雑居ビル3階に潜むカウンターは、わずか6席。しかし、北新地の武闘派フレンチ?キュイジーヌ・フランセーズ　きよた?の清田成志シェフが「より精度の高い料理を、全て自分の手で」と移転しただけあり料理は堂々、グ最先端ガストロ・フレンチ。遅がけ、ひと皿でも可の幸せ。稚鮎のクロメスキ。アユ、インゲン、オクラの包み焼き。強烈に弾けるアユと初夏の豆類の香りで、一気に五感がリフレッシュ。6月後半には桃ソースヴァージョンも。単品1,500円。仔羊背肉のココットロースト、マスタード香草風味。仔羊は、ココット焼きでグッとジューシーに。その脂が、表面にしっかり塗ったマスタードの酸味で爽快に引き締まる。2,500円。ランメゾンのガストロ・フレンチの域。カツオのジェノヴェーゼや写真の稚鮎のクロメスキなど、多彩な香りと風味を繊細に重ね合わせ、未知の美味しさの新境地を激しく切り開く清田マジックは、さらに洗練度アップ中。その昂揚を、夜９時以降はア・ラ・カルト１?２皿でもアクセスできる至福、見逃せる訳がない。　ビル半地下のアール・ヌーヴォなドアを開け、マスタードイエローとブーダンレッドの鮮やかな壁を目にした瞬間、ミナミの喧噪が消える。ご主人・井上剛さんは、ミナミの老舗ビストロの直輸入ワイン担当者として仏・ガスコーニュ地方などに度々渡航したキャリア。ゆえに、骨太・剛直な南仏ワインのセレクトも、「現地のおばあちゃんの味」を感じさせるコンフィやカスレなどの郷土料理も格別のリアルさ。さらに、独特のU字型カウンターの明るい魔力で、お客同士の話も自然に、不思議なほど弾んでワインが進むとこまで、どうにも南仏的な様子。魔性のU字カウンターで、南仏郷土料理とワイン。創作性溢れるあのシェフが、ついにカウンター店へ!32