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概要

M1511

特集「 カッコいい」試着中。6 祐真朋樹さんに、愚直に聞いてみた。「 カッコいい」って、何ですか?8 ジェンダーレスな時代が追いついた。今、まさに伴内。12 セレクト、デザイナー直営、ユーズド…etc.とりあえず。イイ店は、常連客に語らせろ。20 ショップスタッフを、業界のドンがチェック。グッド・スタイル・ハンティング。28 近頃気になる買い物トピック。京阪神流行通信201534 不惑のイタリアンシェフが初挑戦。迷う楽しみ、選ぶ喜び、オーダースーツ道。37 独特な感覚でファッションを楽しむ。スタイルのある人々。44 我が道を行く人は美しい。街人服飾採集。48 没個性、非モテ服なんて言わせない。ボーダー×デニムの脱・定番計画。53 秋のトップスカタログ。男前なスタンダード。62 秋のニューアイテム続々!最旬重点エリアへ。66 初心者のお悩み解決。駆け込みランショップ。いきなりリージョナルMeets Regional no.329November 2015CONTENTS 11 渋い酒場が好きな若者もいるし、賑やかなバルに行くおじいちゃんも、鮨屋に通う女子もいる。でもそれが服屋だとしたら、どうだろう。 というか、そもそも、いまや男女半々くらいのミーツ読者を前にして、まるごと1冊、男性もしくは女性のどちらかのファッションに絞るとしよう。逆の性別の読者からすれば、絶対に食べられない料理を「ほらほら?」と見せられているようなもんじゃないの? というのが、いざ今号の取材を始める前の私たちの心持ちだった…ような気がする。そんなモヤモヤと、もちろん、街でカッコいい人々に出会えるワクワクも感じつつ、スタートしたファッション特集。蓋を開ければ、心配は無用だった。 冒頭の松尾伴内さんのグラビア(P8)では、「かわいいやん!」 の声は主に女子から飛び出した。でも、着ていらっしゃるのはれっきとした男物。 常連客にモデルとしてご登場いただいた企画(P12)でも自由な人はいっぱいいた。たとえば?イッペイ タケイ?常連の、村上ケンタロウさんと涼子さん夫婦。お店で買ったアイテムを、なんと中学生の娘さんや高校生の息子さんと着回していて、ペアルックどころじゃない、すてきなマッチングを生んだ。?ジャンクショップ?常連の岡部さんは、「若い子向けって知ってるけど」と前置きしつつ、アラフィフで「カーリー」のセットアップを着倒し、抜群に似合ってる。 年齢、性別に関わらず、ええなぁと思ったものを、着る。簡単なようで難しく、でもそれが出来ればカッコいい。ファッションも、常識=食わず嫌いはもったいない。絶対に食べられない料理というのは、たぶんないのだ。ファッションの常識って食わず嫌いってことちゃうん?金子綾 (本誌)