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概要

M1508

18名作は時をかけるキメ皿。色褪せない。開業時からの変わらぬ味、紆余曲折を経て生まれた逸品。続く店には心打つ看板皿があり、それを愛する人がいる。 開店時はエッジの効いたカリフォルニアキュイジーヌを掲げ、手の込んだメニューの数々で人気を得た楠本隆さん。転機は2006年。市場で出合った野菜に惚れ、翌年には野菜ソムリエの資格も取得して、畑にも足繁く通う生活に。そして到達したのが「選ぶことがまず料理人の仕事」と、素材を厳選した宝石のような看板皿。撮影日(6月)はオクラや、ニンジン、ダイコン、赤カブなど生で食べなきゃ、と胸を張るその日のイチ押しばかり。1,400円。[vodacoa]の農園野菜のバーニャカウダ本町堺筋本町地下鉄御堂筋線地下鉄堺筋線ヴィアーレ大阪サンクス地下鉄中央線中央大通本町通vボダコアodacoa[ 大阪・本町] 2003年開店。韓国カボチャなど新品種を農家に栽培依頼する楠本シェフ。最近誕生したこだわり野菜のサラダパフェも新スペシャリテの予感。●大阪市中央区淡路町2-6-1 206-6222-0028 11:30~14:30 18:00~21:30 日曜休&祝日不定休取材・文/土橋健司 村田恵里佳 吉田志帆 金子綾(本誌) 写真/岡本佳樹 木村正史 田村和成 福森クニヒロ 例えば、むっちりしたレンコンは鉄板で軽く焦がした香ばしいウニじょう油と絡めて。カウンター中央に鎮座する鉄板で焼いたり、蒸したり、炒めたり。適した調理法と味付けで仕上げた呑兵衛仕様の皿で、野菜料理の可能性の幅を広げた立役者がココ。「外国人観光客から〝いろいろ食べたけど、京都で一番ウマい?って言われた時は嬉しかったですね」と店長の草彅悠介さん。今やその美味しさは、国境をも越えたようで。[焼野菜 五十家]の野菜料理三条京阪鴨東線河原町通鴨川京都ロイヤルホテル&スパ地下鉄東西線京都市役所前御池通三条通見て、食べて楽しい。オーナーの実家の農場等で採れた旬野菜が並ぶカウンター。旬の美味野菜。焼野菜 五十家[ 京都・木屋町御池] 2006年開店。野菜は季節替わり。とまと(バジルソース)、れんこん(焦がしウニじょう油)共に500円、新玉ねぎ(玉ねぎ塩)、丹波しめじ(ガーリックバター)共に450円(全て税込)。野菜以外の皿もいろいろ用意。●京都市中京区木屋町通御池下ル下丸屋町421-5 2075-212-5039 18:00?翌0:30 不定休2006年誕生2006年誕生オープンキッチンの上の黒板では当日の仕入れ農家や野菜に関するアレコレを紹介。