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概要

M1506

15大正区につながる橋。大正区の人口。海抜0m地帯。大阪市内第2位の高峰。第151回芥川賞、直木賞W受賞!!アーチ型水門の数。 まさしく島な大正区は、アクセスはすべて橋。その数は、9本しかない。しかも大型船舶がバンバン通るために、橋がグーンと高いのです。いずれの橋も、人や自転車も通れるが、「登るのシンドイ」から、渡船が運航中(P56)。 残念ながら減少傾向にあるという人口。24区内でもっとも区民が少ない。ちなみに1位は、平野区の19万6千人。人口数としては此花区と同率最下位だが、人口密度では7千人/?で、此花区の3千人/?を引き離す。 誇れることなのかよくわからないが、海に浮かんだ島ゆえ土地は低い。しかし、その開拓の歴史は意外と(失礼!?)古く、江戸時代初期まで遡る。中村勘助という人物が、現在の三軒家近辺を開拓したのがはじまりだとか。 区役所のすぐ横にある昭和山が、実は大阪市内第2位の高峰なのだ。大正なのに昭和とはこれいかに、とも思うが、地下鉄谷町線を掘った土を積み上げたもの。ちなみに最高峰は、鶴見区の鶴見新山で標高40mデス。 昨年度の上半期の芥川賞は柴崎友香さん(エッセーがP46に)、直木賞は黒川博行さんが受賞。両人とも、大正区出身とあって、筋原区長がオープンカーでの凱旋パレードを企画したとか、しなかったとか(都市伝説です)。 木津川と尻無川に挟まれる形の大正区。そして、そもそも土地が低い淀川の沖積平野に形成された大阪市内は治水が肝心要となる。その水を押さえる市内3つのアーチ型水門のうち、2つがあるのだ!尻無川水門。幅66.7m、高さ11.9mのアーチ型扉で、押しよせる高潮をガッチリと受け止める。扉を完全に閉めるのに要する時間は、約30分。月に1回ほど、試験運転あり。ながいゆい●大正区生まれ、育ち、在住のイラストレーター。昨年あたりから、なぜか顔が鳥になった「ことり男子」のイラストが人気。打ち合わせの飲み終わりで、颯爽とバスに乗って去っていく、生粋の大正ッコです。木津川水門。尻無川水門と同スペック。大型船舶が通れるように、これだけのハイアーチに。この水門は大正区のみならず大阪市内を守るためのもの。ありがたや?。なみはや大橋尻無川橋大浪橋岩崎橋千本松大橋木津川橋岩松橋大正橋新木津川橋