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概要

M1505

ほんのり甘いのがクセになる。噴気で蒸した卵で作る、たまごサンド400円。郷土料理のやせうま320円。毎朝、強力粉と水、沖縄の塩で手延べする。明礬温泉から東へ。緑に囲まれたお店の中に、くつろげる畳席や離れも。メニューを決める際「とり天、かなり研究しましたよ」と岩瀬裕子さん(右)。店頭にある蒸し器の中はこの通り。おやつにどうぞ。蒸し卵6個300円。 温泉地に多いのが甘味処だが、そこにもとり天はやはり存在する。鶏ムネ肉の持ち味である、淡泊さとやわらかさを生かし、?岡本屋売店?のようなおかず的位置づけと対極の道を歩んだのが?甘味茶屋?のとり天だ。3枚の薄造りと言えど厚み充分なムネ肉は、旨みを逃さぬよう、コットンのように密度ある衣にくるみ込まれている。下味はほぼ付けず、脂っぽさも皆無。カボスかレモンを絞れば、もっちりしたムネ肉のほのかな甘みだけが際立つ。和菓子店として始まり、だんごやぜんざいなどを頂ける席を設けたのが?甘味茶屋?のスタートだという。約37年、界隈の女性や甘党に愛されてきたお店らしい、餅菓子の素朴な美味しさに通ずる、たおやかな味だ。甘味処で見つけた、オヤツとしてのとり天。まれなる、もちもち感。甘味茶屋[別府・実相寺] 佐賀産のひよくもち米を使った餅入りのぜんざいや団子汁670円の他、数量限定の茶屋弁当1,230円(全て税込)も人気。夏は自家製の抹茶蜜を使ったかき氷に列が出来る。●別府市実相寺1-4 20977-67-6024 10:00AM~8:30PM 不定休ユズコショウやぽん酢をお好みで合わせて。長さ12cm程はあろうかという、別府ん とり天。3個390円、6個670円。少し下って[甘味茶屋]。43