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概要

rikeiikuji

※「応答性栄養法」 心理社会的ケアの原則にのっとってお世話をする方法について議論する際に用いられる専門用語です。アイコンタクトを取り話しかけながら、赤ちゃんの反応に合わせてゆっくり気長に食事の補助をします。大人がより積極的に食事に関わることで、食べる量が増える可能性があります。無理矢理食べさせてはいけません。  母乳を飲んでいる子どもの補完食の指導原則 すべて重要なことですが、この後のページでは、この本のテーマである「母乳育児」と関係があるものについて取り上げ、詳しく解説していきます。WHOガイドライン「乳幼児の栄養法」 第3章 | 補完食 ? 補完食の指導原則 ※囲み記事No.1?生まれてから月齢6カ月になるまでは母乳のみを与え、6カ月(180日)から、母乳育児と並 行して補完食を始めましょう。?母乳は2歳以上まで、頻繁に、子どもの要求に応じて与えましょう。?子どもの心理面を配慮する原則に従って、応答性栄養法※を行いましょう。?食材は衛生的に、適切に扱いましょう。 ?生後6カ月になったら少量の食材から始め、子どもの成長に従って量を増やしていきましょう。 その間も頻繁に授乳しましょう。?子どもの成長に従って、子ども要求や能力に応じて、食材の濃度と種類を徐々に増やしましょう。?子どもが成長するにつれ、与える補完食の回数を増やしましょう。 ?すべての必要な栄養素を満たすために、さまざまな栄養豊富な食材を食べさせましょう。?必要に応じて、栄養強化食品や、ビタミンやミネラルのサプリメントを用いましょう。?病気の間は、より頻繁に授乳もしながら水分の摂取量を増やし、軟らかくて子どもが好きな 食べ物を食べさせましょう。病後は、いつもよりも食事の回数を増やし、たくさん食べさせ るようにしましょう。154