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概要

shokunoshigoto

12〔DATA〕NAME nagicoto/前田ともみさん 小野原あきこさんSTART 2012年10月?WORK TO DO □ケータリング □ 講師 □ イベント出店 □レシピ提供LICENSE 調理師免許、普通自動車免許オーダーを受けてから野菜を農家さんに頼んで、そのとき手に入る野菜からメニューを決めるので、すぐにつくることができません。オーダー時には日にち、数量のほかに、年齢や性別もお伺いします。女性が多いときは野菜を多くしたり、男性が多いときはガッツリしたものを入れたり。年齢が高めの方にはスパイスを控えめにして出汁をきかせたものを用意することもあります。以前、食物アレルギーをお持ちの方からご依頼いただいたときは、みんながストレスフリーに食べられるようにと、メニューを考えるのも楽しかったです。?おふたりで活動されて良かったなと思うことは?つくるときも、メニューを考えるときも、ふたりで話しているとアイデアが湧き出てきます。アシスタント時代に、同じ価値観を共有してベースをつくっているので感覚が合うんですよね。また、体調や都合が悪くなったときでも、お互い子どもがいるので理解し合えることも大きいと思います。もう少し子どもが大きくなれば、今よりもたくさん注文をお受けできると思うのですが、今は自分たちのペースで活動を続けることが大切と考えています。お弁当のおかずも、多種類つくるのは簡単ではありませんが、農家さんがつくってくださるものをありがたくいただいて「おいしい」と言ってもらえることを目指しています。?活動開始のきっかけは?以前はふたりとも、料理家のたかはしよしこさんのアシスタントをしていたんです。同じくらいのタイミングで妊娠し、アシスタントを卒業しました。子どもが生まれ、ふたりでごはんを食べていたときに「そろそろ何かしたいね」という話になり、活動をはじめました。ユニット名の「nagicoto」はお互いの子どもの名前にちなんで決めたものです。お母さんになってはじめて体験したことなんですが、育児が大変で……。それまであたり前のようにやっていた“つくりたいときにつくりたいものをつくる”ことがすごいことなんだと気付いたんです。思うように料理ができないことが辛かった時期に、誰かのつくったごはんを食べる機会があるとすごく幸せを感じました。子どもがいると、外食するのは難しいものですが、ケータリングなら家で楽しんでもらえる。そう考えてはじめたんですが、ケータリングは人数が揃わないとなかなか頼む機会がないですよね。お弁当なら、もっといろんな人に食べてもらえると思ってはじめました。?お弁当やケータリングのオーダー日を設けている理由は?まだ子どもが小さいので、動ける時間に限りがあることと、いろんな人に「おいしい」と喜んでもらえることが嬉しい