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概要

terabon

究極的に身体を痛めつける「苦行」を何年もしたのです。しかし納得できる答えは得られませんでした。苦行のうちに、「人間は、快楽にふけっていても苦であり、苦行をしても意味はない」ということを感じ、「快」も「不快」も人間として生きる意味を見いだすものではないと判断し、菩ぼ提だい樹じゅのもとで瞑想をすることにしました。 そしてついに「真理」に目覚められることになるのです。このことを別の言い方で、「悟りを得られた」と表現します。この瞑想の中で、お釈迦さまは真理に目覚めた「仏陀」となった(=成仏した)のです。だから、仏陀の説かれた真理ということで、お釈迦さまの教えを「仏教」と呼んでいます。 ひとことで言えば、「誰にでも納得できる道理」だからです。特にここからは、あなたの人生に応用して読み進めてください。たとえば、仏陀の説いた教えに、「無常」の真理があります。これは、「すべてのものは、変化をしていて、一定して恒常的なものはない」ということです。私たちが、苦しむのは「変化」するからなのです。 「いつどうなるかわからない」このまま大丈夫という「保証」A どの時代にも共通する、人生の教えだからです。O S H I E T E B U K K Y O Q9仏陀の教えはなぜ正しいのでしょうか?0 2 5