ブックタイトルkyoto_okazu_saijiki
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172 鍋を中火にかけ、15分ほどして鍋肌に細かい気泡が出て、昆布もゆっくり揺らぎ始めたら、引き上げる。3 火を強めていったん沸騰させる(昆布臭さとカルキ臭さが抜ける)。 アクをさっとすくい火を弱め、沸騰の勢いを落ち着かせてから、かつお節を一気に加える。菜箸でくるりと混ぜ、静かにかつお節を沈める。4 だしの表面がフラフラ揺らぐくらいの火加減で2分ほど火にかける。 濁りや雑味が出るので決して沸騰させないこと5 こし器やさらしで静かにこす。 決して絞らないこと。自然にしたたり落ちるのを待つ だしを引いた後の昆布は煮ものの落としぶた代わりにするとよい。さらに火が通り、味がしみるので、細かく切れば立派な箸休めにもなります 昆布は沸騰させると、臭みが出るので注意◆1・5番だしの引き方5品ほどが作れ、冷蔵庫の扉のポケットにすっぽりと収まる便利な量。4日ほど日持ちするので常備して。?材料・2?分?水 ……… 2・4? 昆布 ………30gかつお節………40g◆あっさりだし五感食楽の定番の味わい。お鍋や煮もの、あんかけのベースなど、とにかく便利。本書でもP 21・26・34・41・53・67・104・117・118などで使っています。?材料?1・5番だし ……… 2カップ薄口しょうゆ ……… 大さじ1みりん ……… 大さじ1 好みで、塩で味をととのえてもよい さっぱりさせたい場合は、みりんを日本酒に代えてもよい?作り方?1 鍋に水、昆布を入れ、1時間ほど置く。