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概要

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神戸のモルトマスターに聞くモルトウイスキーの始め方。Malt Whisky　「ウイスキーの人気が出てきたことで、最近はモルトウイスキーを飲もうかという??代の人が増えてます。『飲み方や銘柄はわからないので、おまかせします』って。こういうときは、俄然がんばらんとあかん（笑）」。文字通りモルトをメインにする?BarMainMalt?のオーナー・後藤昌史さんは、??年以上モルトひと筋でやってきたお方。そのキャリアに対して失礼かもしれないが、あえて〝アニキ?と呼びたいほど頼りがいあるナイスガイスコッチウイスキーの生産地ウイスキーの発祥って?まずはウイスキーの基礎知識から。　モルトウイスキーとは?ビギナーへの最初のお薦めは?「『グレンフィディック』や『マッカラン』のようなよくあるものより、あまり知られていない、甘みのある飲みやすいものがおすすめ」。「生産地は大きくハイランド、ローランド、アイラ、キャンベルタウンに分かれます。ハイランドの中にスペイサイドがあるという感じ」と後藤さん。スペイサイドは「マッカラン」など有名な銘柄が多い。アイラ島はピートが強く、スモーキーなウイスキーが特徴的。「諸説ありますが、アイルランドがウイスキー発祥の地という説が強いですね」と後藤さん。ゲール語で＂命の水＂の意味を持つ言葉が語源とされる。現在、世界五大ウイスキーとして、アイリッシュ、スコッチ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズがある。ウイスキー発祥の地と言われ、後藤さんも「うまいのに当たることが多い」というアイルランドのアイリッシュ・ウイスキー。「ジェムソン18年」ショット1,800円（以下全て税別）。スコッチには?種類あり、原料が大麦麦芽のものをモルト、トウモロコシやライ麦などの場合はグレーンという。シングルモルトは一つの蒸留所で造られたウイスキーを樽詰めしたもの。シングルカスクは一つの罇で造られたモルトウイスキーを瓶詰めしたもの。後藤昌史さんBar Main Malt オーナーこのブランドだけで100種類も。一番思い入れが強いのがこの1968年物。フルーツ系の味が次々に押し寄せてくる。飲めばとろける至高の1本、「BenRiach」。ハイランドの南方にある蒸留所で、ゲール語で＂水の神のプール＂。丸みがあり飲みやすい。ショット800円。アバフェルディ12年まるでチョコレートやビスケットのような甘い香りとスムースな口あたりのモルトウイスキー。ショット800円。シングルトン12年Step.1アイラ島スペイサイドマル島ハイランドスカイ島ローランドオークニー諸島キャンベルタウンBar ManualMasterText: Mitsuhiko Terashita　Shiho YoshidaTakeshi TsuchihashiPhoto: Elephant Taka　Kunihiro Fukumori　Hironobu Iwamoto優しき伝道師たちと歩んで行こう。ウイスキーの楽しみ方ガイド。朝ドラや受賞ニュースに飲みたい人も多いのでは？　ウイスキー世界の扉を気さくに開ける佳店をご覧あれ。4078